レスチューブは正しい使用方法と正しいメンテナンスが必要です。

レスチューブは取扱説明書に従い、正しい方法で使用してください。また、正しいメンテナンスも必要です。以下、製品の取り扱い上の重要事項をご案内します。使用の前に必ずお読み頂けますようお願い致します。

レスチューブの使用方法

  • 実際に使用する前に、一度、レスチューブを膨張させて、各部の機能を確認してください。足の立つ深さの水中で、トリガーコードを引き、ブイを膨張させ、レスチューブを体験してください。(納品時にはCO2カートリッジが装填済みです。)

  • レスチューブは1回の膨張に1本のCO2カートリッジが必要です。膨張後は必ず、新しいCO2カートリッジに交換してください。(交換用CO2カートリッジが1本、同梱されています。)再収納は以下に注意し、取扱説明書に従い正しくおこなってください。

  • 実際に使用する前に、一度、レスチューブを膨張させて、各部の機能を確認してください。足の立つ深さの水中で、トリガーコードを引き、ブイを膨張させ、レスチューブを体験してください。(納品時にはCO2カートリッジが装填済みです。)
  • レスチューブは1回の膨張に1本のCO2カートリッジが必要です。膨張後は必ず、新しいCO2カートリッジに交換してください。(交換用CO2カートリッジが1本、同梱されています。)再収納は以下に注意し、取扱説明書に従い正しくおこなってください。
  • セーフティークリップは新しいCO2カートリッジを装着するときに必ず取り付けてください。(トリガーを引くとセーフティークリップが外れ、赤のインジケーターが現れます。CO2カートリッジが使用済みであることを表します。)
  • ブイの折り畳みを正しく行ってください。正しくない場合、テザーストラップ、トリガーレバー等がブイに接触し破損の恐れがあります。(事例 1)
  • テザーストラップはベルクロテープで固定した以上にブイに巻き付けないでください。膨張時に抵抗になる恐れがあります。
  • ポシェットへの収納時は、トリガーメカニズムが体側にくるよう、ポシェット内にある六角のラベルとトリガーメカニズムの六角のボルトの頭が合わさるようにしてください。上から見て、緑のセーフティークリップが見え、トリガーコードが絡まっていないことを確認してください。
  • CO2カートリッジを外した状態での使用は絶対にしないでください。トリガーメカニズムの内部が海水に触れ、腐食が進みます。オーラルバルブより息を入れた場合も、CO2カートリッジは外さないでください(Case 3)

レスチューブのメンテナス

  • レスチューブの耐用年数は、正しい使用法とメンテナンスをおこなった場合、5年程度と想定されています。また、トリガーの回数は40回程度を目途としています。週一回以上の使用や、高温多湿地域で使用の場合、耐用年数は短くなります。
  • 毎回の使用後にお手入れ点検をおこなってください。
  • ブイをポシェットより取り出し、真水にて、全体をきれいに洗浄してください。汚れがひどい場合は、中性洗剤を使用し、よく洗い流してください。アルコール、溶剤の含まれるものの使用は避けてください。
  • ポシェットからブイを出したまま、風通しの良い日陰にて乾燥させてください。乾燥後、取扱説明書の手順に従い、再収納してください。
  • 膨張させた場合は、洗浄後、取扱説明書に従い新しいCO2カートリッジに交換してください。
  • ブイ、ポシェット、トリガーコード、セフティーリーシュ、ウエストベルト、バックル等の傷や破損がないか確認してください。発見した場合は、使用を中止してください。
  • トリガーメカニズム、CO2カートリッジに、傷、破損、さびがないか確認してください。発見した場合は、使用を中止してください。CO2カートリッジにさびが生じていた場合には、一度、膨張させ、トリガーメカニズムが正常に働くことを確認し、新しいCO2カートリッジに交換してください。
  • CO2カートリッジは、必ず1年に一度は、交換してください。できれば水中でトリガーを引き、ブイを膨張させ、各部が正しく機能しているか確認してください。

レスチューブの保守・管理

  • 日頃のお手入れとともに、正常に機能しているレスチューブはご自分で保守・管理することができます。もし、ご質問等がございましたら、ご遠慮なく、下記emailアドレスにお問い合わせください。また、下記、弊社までご送付いただければ、商品の点検・整備をおこなわせて頂きます。この場合は、往復の送料及び使用した部品代はご負担お願いします。絶対に、ご自分でレスチューブの修理や改造をおこなわないでください。
  • オーラルバルブの点検
    オーラルバルブのキャップを開け、キャップの頭をバルブに押し付け、CO2を排出させます。途中でキャップを離し、バルブがしっかりと閉じていることを確認します。塩等で、バルブからCO2の漏れがあることがあります。この場合は、真水でブイに水が入らないようにバルブの洗浄をおこないます。
  • ブイの膨張点検
    オーラルバルブよりブイに完全に息を吹き込んだ状態で、温度が安定している場所に24時間放置します。この間に大きなエア漏れがある場合は、使用を中止してください。注意:CO2カートリッジで膨らませた場合には、若干の収縮と放散が見られますが、これは正常です。オーラルバルブより息を吹き込み追加してください。
  • CO2カートリッジ
    CO2カートリッジは必ずEN ISO 12402-7及びUL 1191にて認可を受けた純正品を使用してください。これらは、①レスチューブのトリガーピンに正確に対応しています。②レスチューブのブイを膨張させる正確な容量のガスが充填されています。③塩水での使用を前提とした、錆止めメッキ加工が施されています。
  • 廃棄
    ポシェット、ブイ、ベルトは一般的ゴミとして処分してください。CO2カートリッジは使用済みのもののみが金属ごみとして廃棄できます。ともに自治体の指示に従ってください。

[お問合せ]

レスチューブ日本総代理店
株式会社ABCデザイン 担当 荒木
TEL: 0465-33-6030
Mail: info@restube-jpn.com

《事例-1》

トライアスロンのスイム練習会にて、レスチューブの膨張を陸上で行った際に、トリガーコードを引き、ブイを膨張させたときに、ブイに亀裂が入り、大きな音ともに破裂しました。 メーカーにて、ブイの生地の強度、接着部の強度等を調査・確認したところ、素材及び生産工程の問題はありませんでした。但し、ブイの亀裂部に黒い摩擦痕があったため、可能性を探るべく、色々な間違ったブイの折り畳みと収納のテストを行いました。その結果、ブイをジグザクではなく、半分づつにおり進めた場合、トリガー時に、セーフティーストラップとトリガーレバーがブイに干渉することが分かりました。(破損の再現はできませんでした。)

対処法:再収納の際、取扱説明書に従い、正しくブイを折り畳み収納してください。

《事例-2》

常時、オーラルバルブより息を吹き込み、膨張させた状態で、トレーニングをおこなっているため、CO2カートリッジを外した状態で1年ほど使用していました。その結果、トリガーメカニズムの金属部分に海水による腐食がすすみ、トリガーメカニズムが正常に機能しなくなりました。

対処法:絶対にCO2カートリッジを外した状態で使用しないでください。